中部・北陸地方にある、地方でも有数な鉄工所様が作成された鉄骨が、東京都の豊洲エリア、再開発に伴い大量の建設資材が運搬されることになりました。しかし輸送の面で午後下ろしの工程になってしまうために、地元の運送業者を使うと時間とお金の無駄が生じ、コスト高になってしまうということで、代案を考えました。栃木県の野積みヤードに一度資材をストックすることで、工程を管理しやすくし鉄骨の搬入まで時間的リスクを回避し、東京までの運搬を効率よくすることができました。
栃木県からの輸送の場合は、中部・北陸地方に比べ、運送距離が半分以下になるために運転手さんの負担も軽減され、当日の朝積んで運搬してもその日の午後には間に合うという工程が組めます。万が一鉄骨の下ろし時間が、ながく拘束されてしまっても中部・北陸地方に帰るまでの時間はかからないため翌日の仕事にも影響を極力与えることもなく運搬ができます。
お客様にとっても、鉄骨を製造し終わったあとその鉄骨を保管するスペースがなくなり、次の鉄骨製造に支障をきたすリスクが減り、スムーズに鉄骨製造スケジュールを組むことができます。
お客様からは、万が一構造上、製造上の問題が発生しても関東にストックすることができることで保全や、修繕に時間がかからず持ち帰りができ助かります。また、輸送業者が長距離を扱いにくくなってきているので、今後もストックヤードを使うことで仕事の幅が広がると考えます。
